ロゴ作成を外注したい!報酬の相場はどのくらい?

ロゴ作成を外注するときにはどのくらいの報酬を支払わなければならないのかが気になっている方もいるでしょう。莫大な費用がかかるなら何とかして自前で作成せざるを得ないけれど、手の届く範囲なら外注したいと思うのももっともなことです。

この記事ではロゴ作成を外注したときに支払う報酬の相場について詳しく紹介します。

ロゴ作成の報酬の相場は依頼内容によって変わる

ロゴ作成を外注したときの報酬の相場は依頼内容によって違います。ロゴ作成に必要な工数が多ければ多いほど、外注したときにかかる費用は大きくなるので注意しましょう。例えば、ロゴのコンセプトだけ用意して企画からデザイン、制作まで一通り手掛けてもらうと報酬相場が高くなります。

しかし、自前で企画を立てて大まかなデザインを用意すると費用を抑えることが可能です。手書きのデザインが準備されていれば、外注先に依頼する作業はほぼ制作だけになるので費用がかなり下がります。ロゴ作成では依頼内容による報酬の違いが大きいので、外注したい業務範囲をよく検討しましょう。

社内でロゴ作成をするのが難しかったとしても、デザインまでならできる場合もあるでしょう。少しでも自社でできることを済ませてから依頼すると費用を削減できます。

ロゴ作成の報酬の相場は依頼先による違いが大きい

ロゴ作成の報酬の相場は依頼先によって大差があります。ロゴ作成を請け負っているデザイン会社に依頼した場合でも大手に比べて中小企業の方が報酬相場が低いのが一般的です。大手の方が実績があり、信用を得やすいことから高い報酬額を提示している傾向があります。

また、企業に比べると個人に依頼した方が報酬の相場が低い場合が多いのも事実です。特別に有名な個人のデザイナーに依頼するとデザイン会社よりも報酬が高くなることもありますが、フリーデザイナーとして仕事をしている個人に依頼すると費用を抑えられることが多いでしょう。

個人のデザイナーにロゴ作成を依頼する場合には、依頼方法による報酬額の違いも大きいので注意しましょう。デザイナーに直接コンタクトを取って依頼するのに比べると、クラウドソーシングで依頼する方が報酬相場が低くなっています。

クラウドソーシングではプロのデザイナーではなく、副業としてロゴ作成をしている人も依頼先になるからです。ただ、クラウドソーシングでもプロのデザイナーが登録していることがよくあります。プロでなくても高いデザインスキルを持っている人がいるので、クラウドソーシングで費用を抑えながら高いクオリティの仕事をしてもらえる可能性もあるでしょう。

ロゴ作成の一般的な報酬の相場

ロゴ作成の報酬は一般的にどのくらいなのでしょうか。企業に依頼した場合には1つのロゴ作成に5万円~15万円くらいかかるのが一般的になっています。企画、デザイン、制作をすべて任せた場合には10万円~15万円が報酬相場ですが、企画を済ませていれば10万円前後で済む場合がほとんどです。

制作を依頼するだけであれば5万円~10万円程度の報酬で対応してもらえます。

ただ、複数のロゴを作成してもらって比較したい場合には、ロゴの数が増えるごとに1万円~2万円くらいの追加報酬が必要です。標準料金絵は1つか2つのデザインでロゴ作成をする仕組みのことが多いので注意した方が良いでしょう。

一方、個人にロゴ作成を外注する場合には、個人の実績や知名度によって雲泥の差があります。有名デザイナーに依頼すると10万円~20万円くらいが報酬相場です。それほど有名ではなくとも、プロとして生計を立てているプロデザイナーに依頼した場合には5万円~15万円くらいがかかります。

クラウドソーシングでは相場が大きく下がり、1万円~5万円の報酬でロゴ作成をしてもらうことが可能です。

もちろん、クラウドソーシングでも高い報酬を出さなければ仕事をしてくれないデザイナーもいます。高い場合には10万円以上の報酬額になることもありますが、直接個人に依頼するよりも報酬額は低くて済むのが一般的な傾向です。

クラウドソーシングでロゴ作成を依頼する3つの方法のメリット・デメリット


ロゴ作成の報酬を少なくするコツ

ロゴ作成の報酬を少なくしたいと思うなら、3つのコツを押さえておきましょう。1つ目は個人への依頼を優先して考えることです。デザイン会社に依頼するのに比べると個人に依頼する方法は報酬相場が低いからです。安く仕事を請け負ってくれて、高いクオリティのロゴを作成してくれれば大満足でしょう。

個人で実績を上げているデザイナーを探して相談してみるのがおすすめです。2つ目はクラウドソーシングでコンペを活用することです。コンペでは報酬を決めてロゴを募集できます。多数のデザイナーからロゴの応募を受けられるのがコンペをするメリットです。

まったくセンスの違うデザイナーから応募してもらって比較した上で、採用するロゴを作成したデザイナーにだけ報酬を支払うというやり方ができます。金額もコンペを実施する際に自分で決めることができるため、費用を自由にコントロールできます。

3つ目は外注の依頼先と交渉することです。このデザイナー会社に依頼したい、有名なデザイナーにロゴを手掛けてもらいたいといったときには交渉するしか報酬を少なくする方法はありません。予算を伝えて依頼できるかどうかを率直に聞くのが、単純ですが効果的な方法です。

仕事を受けて実績を作るのは会社でも個人でも大きな魅力です。予算を明確にして交渉すると依頼先も前向きに検討してくれるでしょう。

報酬を減らすときの注意点

ロゴ作成の外注先に交渉して報酬を減らすときには注意点があります。相場よりも高い報酬であれば納得してくれる可能性がありますが、相場よりも低い場合には不満が募ってしまうのは確かでしょう。結果としてロゴのクオリティが低くなる場合もあります。

納期についての交渉をされたり、素材の用意を要求されたりすることもあるので注意が必要です。デザイン会社も個人のデザイナーも標準的な報酬額のイメージを持っています。それよりも低くなりすぎないように交渉して、お互いにメリットのあるビジネスをするのが大切です。

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ロゴ作成の報酬は相場に合わせよう

ロゴ作成の報酬は依頼内容と依頼先によって大きく異なります。大抵の場合にはロゴのデザインを作成するところから始めてもらうので、デザイン会社に依頼するなら10万円前後、個人に依頼するなら5万円前後が相場だと考えると良いでしょう。

交渉してロゴ作成の報酬は下げられますが、相場よりも低くなるとクオリティが下がるリスクがあるので、相場に合わせた報酬額にするのがおすすめです。